写真と動画

LINEで動画をアルバムに共有する方法|残るものと消えるもの

2026年10月8日 ・ Tsudoo編集部

行事の動画をLINEで共有しようとして、アルバムに入らないことに気づいた人は多いはずです。写真は何枚でもアルバムにまとまるのに、動画だけはトークに流れたまま、しばらくすると開けなくなります。運動会、発表会、総会の様子。残したいものにかぎって残りません。

結論を先に書きます。LINEのアルバムに動画を保存するには、LINEヤフーの有料の会員サービスに登録する必要があります。無料のままでは、アルバムに動画を追加する操作そのものができません。かつて代わりに使えたノートへの動画投稿も、2024年2月中旬に提供が終了しています。そして重要なのは、解約したときにアルバムへ追加した動画が削除されるという点です。有料の会員でいるあいだだけ残る仕組みなので、長く残したい記録を全部ここに預けると、支払いを止めた時点で消えます。

この記事では、無料でできることと有料でできることの境目、1つのアルバムに入る動画の本数と長さ、解約したときに何が消えるのか、写真側の仕様、そして集まりの記録として動画を扱うときに先に決めておくことを順に並べます。仕様は2026年9月時点でLINEとLYPプレミアムが自社のページに書いている内容です。

無料のままではアルバムに動画を保存できない

まず事実を押さえます。LINEのアルバムは、トークルームごとに写真をまとめて長期間保存しておく機能です。運営元のガイドは、アルバムなら簡単にシェアして長期間保存できると説明しています。ただし、この「長期間保存できる」対象は写真です。動画は対象外でした。

そのため、動画をグループに渡す手段はトークへの直接送信だけになります。トークに送った動画は、送ってから一定の期間が過ぎると再生できなくなります。運営元はトークに送った写真や動画の保存期間を明示していませんが、現場では数週間ほどで開けなくなることが多いと言われています。行事の当日に送った動画を、年度末の報告書を作るときに開こうとして、もう再生できないと気づく。この順番で困る人が多くなります。

アルバムに動画が入らない理由を運営元は説明していませんが、動画のデータの容量が写真とくらべて桁違いに大きいことは想像できます。無料のサービスで全員の動画を無期限に保存すると、保管の費用が際限なく膨らみます。写真は無料で長期間、動画は有料で、という線引きになったのはそのためだと考えるのが自然です。

もう1つ知っておきたいのは、アルバムは後から参加したメンバーも見られるという点です。運営元は、アルバムは共有や残したい写真を長期間保存でき、後から参加したメンバーも見ることができると説明しています。ノートも同じ扱いです。トークの履歴は参加した時点より前が見えないので、途中から入る人が多い会では、残すものをアルバムとノートに寄せておく意味があります。動画だけがこの仕組みから外れていた、という整理になります。

集まりの運営の立場から見ると、この線引きは扱いが難しいところです。写真だけなら無料のままで足りるので、多くの会がLINEのアルバムを写真の保管先として使っています。ところが動画が出てきた瞬間に、誰かが有料の会員になるか、別の場所を使うかの判断が必要になります。役員が個人の負担で有料の会員になっている会は珍しくありませんが、その人が抜けたときに何が起きるかまで考えている会は少ないです。

有料の会員になると、動画の何がどこまでできるのか

LYPプレミアムに登録すると、アルバムへの動画保存が特典として使えるようになります。運営元は特典の内容を具体的な数字で示しています。

1つのアルバムにつき、5分以内の動画を最大100個まで追加できるようになります。 出典: premium.yahoo.co.jp

数字を整理します。動画1本の長さは5分以内です。5分を超える動画は、そのままでは追加できません。1つのアルバムに入る動画は最大100個です。写真と別枠で100個なのか、写真と合わせた数なのかは特典のページには書かれていないため、動画の本数の上限として100個と読むのが安全です。

操作は、トークルームからアルバムを開いて動画を追加する流れです。トークに投稿された動画をあとからアルバムに移すこともできます。運営元は、トークルーム上で送受信された写真は写真を長押ししてアルバムに追加できると案内しており、動画も同じ経路で扱えます。

見る側の条件も押さえておきます。運営元は、LYPプレミアムの会員が追加した内容は未登録の友だちも見ることができると明記しています。つまり、有料の会員になるのは追加する人だけで、グループの他のメンバーは無料のままで再生も端末への保存もできます。会の中で1人が担当すれば全員が見られる形なので、役員のうち写真と動画をまとめる担当だけが登録する運用が現実的です。

もう1つの制限として、1カ月に追加できる写真と動画の数には上限があると注意事項に書かれています。具体的な数は示されていないため、1つの行事の動画を何十本もまとめて追加する使い方は、途中で止まる可能性を見ておいたほうがよいです。この機能はLINEアプリのバージョン13.18.0以降で使えます。Android 9以下の端末では13.18.1以降です。古い端末を使っている会員がいる会では、まずバージョンの確認が先になります。

会員費は、LYPプレミアムのスタンダードプランで月額508円(税込)です。アルバムへの動画保存は、このプランの特典の一覧に並んでいます。無料で試せる期間が用意されている時期もありますが、期間が終わると自動で有料に切り替わる仕組みなので、試すだけのつもりなら解約の期限を控えておいてください。

解約すると、追加した動画は削除される

ここが判断の分かれ目です。特典のページの注意事項には、次のように書かれています。

LYPプレミアムを解約した場合、LINEのアルバムに追加した動画は削除され、オリジナル画質の写真は標準画質に変更されます。 出典: premium.yahoo.co.jp

読み飛ばしやすい一文ですが、集まりの運営にとってはこれが一番効きます。アルバムに動画を保存しても、それは有料の会員でいるあいだだけの保管です。会費を止めれば消えます。しかも消えるのは追加した本人の画面だけではなく、そのアルバムから削除されるので、グループの全員が見られなくなります。

役員が個人の負担で登録している会では、この事実が引き継ぎの落とし穴になります。写真と動画をまとめていた人が役を降り、会員をやめる。その時点で、過去の行事の動画が一斉に見られなくなります。引き継ぎの資料に「アルバムに動画が入っています」と書いてあっても、次の担当が同じ有料の会員にならなければ、その動画はもう存在しません。

写真側にも影響があります。オリジナル画質で追加した写真は、解約すると標準画質に変更されます。写真そのものは残りますが、元の解像度は失われます。印刷を前提に高い画質で保存していた記録写真は、解約の前に端末へ落としておく必要があります。

対処の方向は2つです。1つは、動画をアルバムに預けたままにせず、必ず手元か会の保管先に落としておくこと。アルバムは配るための場所と考え、保管の本体は別に持ちます。もう1つは、会の予算で会員費を払う形にして、担当が代わっても契約が続くようにすること。ただし個人のアカウントに紐づく契約を会の予算で払う形は、会計の処理としてすっきりしません。年度をまたいで続けるなら、会として動画を保管する場所を別に決めるほうが後の揉めごとが少なくなります。

ノートに動画を投稿する方法はすでに終わっている

数年前まで、アルバムに動画が入らない代わりの手段としてノートが使われていました。ノートはトークルームごとの掲示板のような機能で、投稿した内容が時系列から外れて残ります。ここに動画を投稿すれば、トークの保存期間に関係なく残る、という説明が当時は広く出回っていました。

この方法はもう使えません。運営元のガイドに、終了の日付が明記されています。

ノートに動画を投稿する機能は、2024年2月中旬で提供を終了いたしました(オープンチャットのノートに動画を投稿する機能は、引き続きご利用いただけます) 出典: guide.line.me

注意したいのは、括弧の中です。通常のグループのノートでは終了しましたが、オープンチャットのノートでは引き続き動画を投稿できます。オープンチャットは友だち登録が要らない別の仕組みで、人数の上限も通常のグループの500人に対して最大5,000人まで参加できます。動画を残す目的だけでオープンチャットに移る判断もありえますが、名前を自由に設定できる仕組みなので、誰が誰なのかを把握したい会には向きません。

いまノートに投稿できるのは、テキストのほかにスタンプ、画像、URLのリンク、位置情報です。スタンプと画像は1つの投稿につき最大20個まで添付できます。位置情報は1つの投稿につき1個です。集合場所を1か所に固定して残す使い方には向いていますが、動画の保管先にはなりません。

ネット上の解説記事には、いまでも「動画はノートに保存すればよい」と書かれたものが残っています。書かれた時期が2024年2月より前のものです。手順のとおりに操作しても投稿の選択肢に動画が出てこないので、古い記事を見ながら操作して混乱する人が出ています。日付を確かめてから読んでください。

写真側の仕様も先に押さえておく

動画の話と切り離して、アルバムそのものの仕様も整理しておきます。会の記録を預ける場所として使うなら、この部分の制約が先に効きます。

アルバム名は50文字まで入力できます。入力しなかった場合、アルバムを作成した日付がアルバム名になります。そして、1つのトーク内で同じアルバム名を設定することはできません。「運動会」というアルバムが既にあるトークで、翌年もう1つ「運動会」を作ることはできないので、名前の付けかたを最初に決めておくと後が楽です。年度を先頭に置く形(2026年度 運動会)にしておけば、並び順も揃います。

アルバムは更新日時の順か作成日時の順で並べ替えられます。また、LINEで作ったすべてのアルバムを1か所で見る画面が用意されており、トークルームを開かなくても一覧できます。この機能はLINEのバージョン13.3.0から使えます。会のグループがいくつにも分かれている場合、この一覧があると探す手間が減ります。

保存と共有の仕様も押さえます。アルバムごと端末にダウンロードすることもでき、写真を選んで保存することもできます。他のトークや他のアプリへ共有するときは、画像を同時に最大20個まで送れます。年度末に写真をまとめて手元に落とす作業は、アルバムごとのダウンロードで片付きます。

そして消したときの挙動です。運営元は、一度削除したアルバムやアルバムの画像は復元できないと明記しています。取り消しの操作は用意されていません。会の記録を1人が整理する運用にしていると、誤操作で数年分が消えます。写真を消す判断だけは複数人で確認する決まりにしておくか、年に1回は手元へ落とす作業を年間の予定に入れておいてください。

アルバム以外で動画を渡す手段と、それぞれの弱点

有料の会員にならない前提で動画を共有する方法は、いくつかあります。どれも一長一短で、集まりの規模と会員の年齢層で向き不向きが変わります。

トークに直接送る方法は、操作が一番やさしいです。誰でも迷いません。弱点は保存の期間で、あとから見返せません。その日のうちに見てもらえばよい動画には向いています。翌年の担当に渡す記録には向きません。

動画を保管するサービスのリンクを渡す方法は、容量の制約が緩みます。弱点は2つあります。1つは、リンクを知っている人なら誰でも開けてしまう共有の設定が既定になっている場合があること。子どもが写る動画では、この設定を確かめずに配ると範囲が読めなくなります。もう1つは、新しいIDとパスワードが増えることです。年配の会員がいる会では、これが最初の関門になります。

動画を配信するサービスに限定の公開で置いて、リンクだけを配る方法もあります。こちらは再生の負荷が軽く、古い端末でも開けます。弱点は、限定の公開であってもリンクが流れれば外から見られることと、サービス側の規約が変わると扱いが変わることです。

もう1つ現実的なのは、動画を端末に受け取れる人だけで完結させる形です。会として渡すのは写真とテキストの記録までにして、動画が必要な人には個別に渡す。動画は容量が大きく、通信の量を気にする会員もいるので、全員に配らない判断は不親切ではありません。行事の記録として何を正式に残すかを決め、動画をその範囲に入れるかどうかを役員会で決めておくと、毎年同じ相談をしなくて済みます。

集まりで動画を扱うときに先に決める4つのこと

道具の話より前に、決めておくことがあります。ここが決まっていないと、どの道具を選んでも同じ相談が毎年起きます。

1つ目は、誰が撮るかです。行事の動画は、参加している人が撮ると本人が写りません。撮る担当を1人決めておくと、記録として使えるものが残ります。担当が撮りたいものを撮ると記録にならないので、何を撮るか(開会の挨拶、競技の全景、表彰)を先に短く指定しておくと後で使えます。

2つ目は、どこまで配るかです。会員全員に配るのか、参加した人にだけ渡すのか、頼まれた人にだけ渡すのか。配る範囲を広げるほど、写っている人の同意の確認が重くなります。運営の負担を下げたいなら、配る範囲を狭くするのが一番効きます。

3つ目は、いつまで残すかです。無期限に残すと決めるなら、会として保管する場所が必要です。1年で消すと決めるなら、アルバムに預けたままでも成り立ちます。ここを決めずに「とりあえず残す」と、担当が代わるたびに保管の場所が増えていきます。

4つ目は、誰が鍵を持つかです。有料の会員の契約、保管しているサービスのアカウント、共有のリンク。これらが個人のものになっていると、その人が抜けた時点で会の記録が取り出せなくなります。引き継ぎの資料に、保管の場所と入る手順を1ページで書けるかどうかを基準にしてください。書けないなら、その運用は次の担当で止まります。

子どもが写る動画で気をつける線引き

写真より動画のほうが、写っている人が特定されやすくなります。声が入り、動きが入り、話している内容も残ります。学校や教室の行事では、ここを慎重に扱う会が増えています。

多くの会で採られているのは、参加の申込みの段階で撮影と共有の可否を確認しておく形です。年度の初めに1回確認し、可否を名簿に控えておく。行事のたびに確認する手間がなくなり、断った人の顔が写った動画を配る事故も防げます。断った人が分かる形で名簿に残すこと自体に抵抗がある場合は、番号で管理する会もあります。

配る先を会員に限る運用も広く採られています。会の中だけで見られる場所に置き、外に出せる形(誰でも開けるリンク、公開の投稿)にはしない。この線を引いておくと、判断に迷う場面がかなり減ります。

法律の解釈を会として断定するのは避けたほうが無難です。肖像権や個人情報の扱いは、状況によって結論が変わります。会として書けるのは、確認を取ること、配る範囲を決めること、求められたら削除することの3つまでです。それ以上を規約に書き込むと、書いた内容に縛られて動けなくなります。

動画を消してほしいと言われたときの手順も、先に決めておいてください。アルバムから削除する操作は復元できないので、削除の依頼を受けたら誰が判断して誰が操作するかを決めておく。この1行が引き継ぎの資料にあるだけで、担当が代わっても対応が揃います。

アルバムは配る場所で、保管の本体ではない

ここまでの仕様を並べると、1つの方針が出てきます。アルバムは配る場所として使い、保管の本体は別に持つ。この形にしておけば、解約で動画が消えても、誤操作でアルバムを削除しても、会の記録そのものは残ります。

なぜ分けるのがよいのかは、消えかたの種類を並べると分かります。1つ目は、有料の会員をやめたときに動画が削除される消えかたです。2つ目は、アルバムや画像を削除したときの消えかたで、運営元は復元できないと明記しています。3つ目は、グループそのものが消える消えかたです。運営元は、グループに参加しているメンバーが全て退会するとそのグループに投稿された内容も全て削除され、全員が退会した場合は投稿した内容を復元することはできないと書いています。役員だけのグループで写真を管理していた会が、年度の切り替えで全員が抜けた結果、数年分の記録を失う事故はこの3つ目で起きます。

保管の本体をどこに置くかは、会の事情で決まります。会のパソコンに年度ごとのフォルダを作る形でも十分です。大切なのは場所の種類ではなく、年に1回は必ず落とす作業が予定に入っていることです。年度末の会計の作業と同じ月に入れておくと忘れません。

落とす作業そのものは重くありません。アルバムごと端末にダウンロードする操作が用意されているので、アルバムを開いて1回操作すれば写真がまとめて手元に来ます。動画は本数が少ないはずなので、必要なものだけ選んで保存すれば終わります。この作業を1時間の予定として年間の計画に書いておけば、引き継ぎの資料にも同じ1行を書けます。

有料の会員を会として使うときに詰まるところ

動画を残すために有料の会員を使うと決めた場合、会計と名義の話が出てきます。ここを曖昧にしたまま始めると、あとで整理できなくなります。

契約はLINEのアカウントに紐づきます。会のアカウントではなく、個人のアカウントです。会の予算から会員費を出す形にすると、個人の契約に会のお金を払う形になり、会計の説明が難しくなります。監査がある会では、この支出の説明で毎年引っかかります。

現実に採られているのは3つの形です。1つ目は、担当が個人の負担で登録し、会からは何も出さない形。一番すっきりしますが、担当の善意に依存するので、次の担当が同じことをしてくれる保証がありません。2つ目は、写真と動画の担当に年間で一定の額を活動費として渡し、その中で本人が判断する形。使い道を細かく問わない形にすれば会計の説明は立ちますが、金額の妥当性を毎年問われます。3つ目は、有料の会員を使わずに、会が管理できる保管先を1つ用意する形です。初期の手間は大きいものの、担当が代わっても契約が動かないので、年数が長い会ではこちらのほうが安定します。

どの形を選んでも、引き継ぎの資料に書くことは同じです。動画がどこにあるか、誰が入れるか、契約を止めたら何が消えるか。この3行が書かれていれば、次の担当は判断できます。書かれていないと、次の担当は前の担当に電話をかけることになり、その電話が年々かけにくくなっていきます。

撮ってそのまま配ると、見る側で止まる

技術の話とは別に、配ったあとに起きることも見ておきます。動画は撮ったままの状態だと長く、容量も大きくなります。5分の制約があるので、そもそも長い動画はアルバムに入りません。

行事の動画を残すなら、撮る時点で短く区切るのが一番手間がかかりません。開会の挨拶、競技ごと、表彰。区切って撮れば、1本が数分で収まり、見る側も必要な場面だけ開けます。1本の長い動画にすると、見たい場面まで送る操作が必要になり、結局誰も見ません。

通信の量も考えどころです。動画は写真とくらべて容量が大きく、外で開くと通信の量を使います。会員の中には契約の容量を気にする人がいるので、動画を全員に配る前提にすると、開かない人が出ます。写真とテキストで内容が分かるようにしておき、動画は補助として置く。この順番にしておくと、見る人の負担が軽くなります。

端末の側の制約もあります。古い端末では、新しい形式の動画が再生できないことがあります。年配の会員が多い会では、動画を正式な記録の手段にしない判断も十分に合理的です。紙の会報に写真を数枚載せ、動画は見たい人だけが見る扱いにする。この形で長く続いている会は多くあります。

連絡と予定と写真が散らばっている状態をどう畳むか

動画の共有で困っている会は、たいてい動画だけで困っていません。連絡がトークに流れ、予定が誰かの頭の中にあり、写真がアルバムに、出欠が返信の数え上げになっている。動画はその一番外側にあるので、最後に困りごととして出てきます。

道具を選ぶときの判断は、いま何で回しているかによって変わります。トークのグループで連絡から出欠まで回している会が、そのままでどこまで足りるかを機能ごとに並べたものはLINEグループとの比較に整理しました。人数が多く入れ替わりのある集まりで使われる形との違いはLINEオープンチャットとの比較に、団体向けに作られたサービスとの違いはBANDとの比較にまとめています。掲示板の形で情報を積んでいく使い方との違いはFacebookグループとの比較が近い話になります。

会の種類によって、写真と動画の扱いはかなり違います。回覧板と口頭の連絡を置き換えた例は町内会での使われかたに、年度ごとに担当が入れ替わる前提での運用はPTAでの使われかたに、発表会の記録を保護者へ配る流れは教室での使われかたに載せました。費用や写真の扱いで先に確かめておきたい点はよくある質問に整理しています。

もう1つ付け足すと、動画で困っている会は、出欠の数え上げでも困っています。動画を配る前に誰が来たかを確かめる作業があり、その作業がトークの返信を数える形になっていると、行事のたびに同じ時間が消えます。LINEには投票の機能が用意されており、締め切りの日や複数選択の可否を設定して使えます。日程を決める機能もあり、候補の日ごとに丸と三角と叉の3つで答える形で、参加率の高い候補日が色で示されます。まずこの2つを使い切ってから、足りないところを別の道具で埋める順番にすると、切り替えの判断が軽くなります。

動画の共有に話を戻して、判断の順番をもう一度並べます。まず、動画を会の正式な記録に入れるかどうかを決めること。入れるなら、有料の会員の契約を誰が持つかと、解約したら消えることを引き継ぎの資料に書くこと。入れないなら、動画は当日のトークで流すだけと決めて、写真とテキストの記録を正式なものにすること。5分以内という長さの制約があるので、長い動画を残す前提なら最初から別の場所を選ぶこと。この4つを決めておけば、担当が代わっても同じ相談が起きません。

Q1. 無料のままでLINEのアルバムに動画を保存できますか?

できません。アルバムへの動画保存はLYPプレミアムの特典で、有料の会員だけが追加の操作を行えます。代わりに使われていたノートへの動画投稿も、2024年2月中旬に提供が終了しました。無料のままで動画を渡す方法は、トークへの直接送信になります。ただしトークに送った動画は一定の期間が過ぎると再生できなくなるため、あとから見返す記録には向きません。

Q2. アルバムの動画を見る人も有料の会員になる必要がありますか?

必要ありません。運営元は、LYPプレミアムの会員が追加した内容は未登録の友だちも見ることができると明記しています。再生も端末への保存も、無料のままでできます。そのため、会の中で写真と動画をまとめる担当だけが登録すれば、他のメンバーは何も手続きをせずに見られます。

Q3. 有料の会員をやめたら、アルバムの動画はどうなりますか?

削除されます。特典の注意事項に、解約した場合はアルバムに追加した動画が削除され、オリジナル画質の写真は標準画質に変更されると書かれています。追加した本人だけでなく、グループの全員が見られなくなります。長く残したい記録は、解約の前に必ず手元か会の保管先へ落としておいてください。

Q4. 1本の動画の長さや本数に上限はありますか?

あります。1つのアルバムにつき、5分以内の動画を最大100個までです。5分を超える動画はそのまま追加できないため、区切って投稿するか、別の保管先を選ぶことになります。あわせて、1カ月に追加できる写真と動画の数にも上限があると注意事項に書かれているので、1つの行事の動画をまとめて大量に追加する使い方は途中で止まる可能性があります。

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