Discordのサーバーを作る操作自体は、名前を決めてボタンを押すだけで終わります。無料で、数十秒です。難しいのはそこではなく、部屋をいくつ作るか、誰をどう招くか、最初にどの設定を入れておくかです。ここを決めずに作ると、1か月後には使われていない部屋が並び、誰も書き込まなくなります。この記事では、サーバーを作る手順を追いながら、集まりを運営する立場で先に決めておくべきことを整理します。
作る前に決める3つのこと
画面を開く前に決めておくと、あとの手戻りが消えるものが3つあります。
1つ目は、誰を入れるかです。会員だけを入れるのか、家族や見学者も入れるのか。ここが曖昧だと、招待リンクの設定も部屋の分け方も決まりません。会費や議決権と結び付いた会員制の集まりでは、入れる人を名簿と一致させる必要があります。反対に、興味のある人に広く入ってもらう形なら、入口を開けたままにします。この2つは設計がまったく違うので、先に選んでください。
2つ目は、何を置くかです。連絡だけなのか、予定も置くのか、写真も置くのか。置くものの種類が、そのまま部屋の数になります。ここで欲張ると部屋が増えすぎます。最初は連絡だけで始めて、必要になったら足すほうがうまくいきます。
3つ目は、誰が管理するかです。1人で抱えると、その人が忙しい週は新しい会員が入れません。作った時点で2人か3人に管理を任せる前提にしておいてください。とくにサーバーの持ち主は1人しか置けないので、持ち主が抜けたらどうするかを最初に決めておく必要があります。
この3つを決めずに作ったサーバーは、半年後に誰も全体像を説明できなくなります。逆に言えば、紙に3行書いてから作るだけで、続く確率がかなり上がります。
決めた内容は、作ったあとに運営用の部屋へ書き写しておいてください。作った人の頭の中にしかない決めごとは、その人が退任した時点で消えます。3行であっても、書いてあることと書いていないことの差は大きいものです。
もうひとつ、作る前に会の中で合意を取っておくことも要ります。役員の1人が思いつきで作って会員に配ると、「なぜ勝手に決めたのか」という話になりがちです。役員会で一度議題に載せ、連絡の場を移すこと自体に了解を取ってから作ると、あとの進みが早くなります。
サーバーを作る手順
決まったら、作業に入ります。流れは次のとおりです。
画面の左端に縦にアイコンが並んでいて、その下のほうにサーバーを追加する印があります。そこを押すと、作り方を選ぶ画面が出ます。用意された雛形から選ぶこともできますが、自分で作るほうを選ぶのが分かりやすくなります。雛形を使うと、使わない部屋が最初から並んでしまうためです。
次に、用途を聞かれます。クラブやコミュニティのためか、自分と友達のためか、という2択です。町内会や部活のような集まりなら前者です。ここでの選択によって、あとから変えられない設定が決まるわけではないので、迷ったら前者を選んでおけば足ります。
そのうえで、サーバーの名前とアイコンを決めます。名前は会の正式な名前にしてください。略称や内輪の呼び方にすると、複数のサーバーに入っている会員が見分けられません。アイコンは後から変えられますが、最初に入れておくと一覧の中で見つけやすくなります。
ここまでで作成は完了です。費用はかかりません。作った人が自動的に持ち主になります。
なお、1つのアカウントが参加できるサーバーの数には上限があり、標準では100個までです。有料の会員になると200個に増えます。会の運営で上限に当たることはまずありませんが、会員の中にはすでに多くのサーバーに入っている人がいます。招待しても入れないという相談が来たら、この上限を確かめてもらってください。
部屋の分け方は、最初は4つで足りる
作った直後にやることが、部屋を決めることです。ここが記事の中心になります。
最初から10個の部屋を作りたくなりますが、使われるのは2つか3つです。書き込みのない部屋が並んでいると、新しく入った人はどこに書けばよいか分からず、結局どこにも書きません。最初は次の4つで足ります。
1つ目は、お知らせの部屋です。役員だけが書き込める設定にして、会からの連絡だけを置きます。ここは雑談を入れないと決めておくことが重要で、そうすると通知が来たときに「自分に関係がある連絡だ」と分かります。
2つ目は、みんなが書ける部屋です。質問や雑談はここに集めます。この部屋があることで、お知らせの部屋を静かに保てます。
3つ目は、予定の部屋です。行事の日程や出欠の投票を置きます。連絡と混ざると流れてしまうので、分けておくと後から探せます。
4つ目は、運営だけが見える部屋です。役員の相談、会計の話、人事の話をここに集めます。作り方としては、全員を指す既定のロールから閲覧を外し、運営の札にだけ許可を付けます。
この4つで始めると、新しく入った人にも説明が1行で済みます。お知らせは読むところ、質問はここ、予定はここ、という説明です。部屋が10個あると、この説明ができません。
必要になったら足す、というのが崩れない進め方です。写真が増えてきたら写真の部屋を作る。班が多くて話が混ざるなら班ごとに作る。最初から用意しない、という判断が効きます。
仕組みの上では、1つのサーバーに置けるチャンネルは音声とカテゴリを含めて500個までです。上限に当たることはないので、制約になるのは人が把握できる数のほうだと考えてください。
カテゴリでまとめると、あとの設定が楽になる
部屋が増えてきたときに効くのがカテゴリです。部屋をまとめる入れ物で、フォルダのようなものです。
カテゴリの利点は、見た目が整理されることだけではありません。カテゴリに権限を設定しておくと、その中に新しく作った部屋が同じ設定を引き継ぎます。運営用の部屋を今後も増やす見込みがあるなら、運営というカテゴリを先に作って、そこに権限をかけてから中に部屋を作るのが手間を減らします。
置き方としては、全員が見るカテゴリと、運営だけが見るカテゴリの2つに分けるのが最も単純です。班や学年で分ける必要が出てきたら、そこで3つ目を足します。
カテゴリの数には上限があり、1つのサーバーに50個まで置けます。1つのカテゴリの中に入れられる部屋も50個までです。こちらも会の運営で当たる数字ではありません。
順番も見た目に効きます。上から、お知らせ、予定、雑談、運営、という並びにしておくと、新しく入った人の目に大事な部屋から入ります。並び替えは後からでもできるので、何か月か使ってみて、実際によく使われている部屋を上に上げてください。
音声の部屋を置くかどうか
Discordの特徴として、声で話せる部屋を作れます。文字の部屋とは別の扱いで、入ると通話がつながる仕組みです。
会の運営で使えるかというと、使える場面は限られます。役員会をそのまま声で開く、遠方の会員が総会に参加する、といった用途では役に立ちます。参加人数の上限も、数十人規模の会議なら問題になりません。
ただし、置いただけでは使われません。文字の部屋と違って、誰かが入っていないと入りにくいものです。使うなら、日時を決めて「この時間にここへ集まる」と先に告知する形にしてください。常時開いている部屋として置くと、誰も入らないまま一覧に残ります。
もうひとつ、音声の部屋は誰が入っているかが全員に見えます。役員会を音声でやると、会員には「いま役員が集まって話している」ことが分かります。これを避けたいなら、音声の部屋も権限で隠す必要があります。文字の部屋だけ隠して音声の部屋を隠し忘れる、という抜けはよく起きます。
最初に作るときは、音声の部屋は1つだけにしておくか、当面は作らないほうが画面が散らかりません。必要になったら足せます。会員の年齢層が高い会では、声の部屋より電話のほうが確実に通じることも多く、無理に使う理由はありません。
会員に最初に配る案内に、何を書くか
サーバーを作って招待リンクを配るときに、リンクだけを送ると入ってこない人が出ます。案内の文面に何を書くかで、入ってくる率がはっきり変わります。
書くべきことは5つです。何のためのものか。アカウントの登録が要ること。入ったら最初にどこを見ればよいか。通知をどう設定してほしいか。困ったときに誰に聞けばよいか。
このうち抜けやすいのが2つ目です。Discordを使ったことがない人は、リンクを押すと登録の画面が出てきた時点で止まります。「アカウントの登録が必要です。メールアドレスと、画面に表示する名前を決めてください」と一言あるだけで、脱落が減ります。
4つ目も効きます。通知を全部受け取る設定のままだと雑談で鳴り続け、数日で全部切られます。「お知らせの部屋だけ通知を入れて、ほかは切って構いません」と案内しておくと、必要な連絡だけが届く形に落ち着きます。
表示する名前についても、一言添えてください。会の中では本名か、名前と班が分かる形にしてほしい、と最初に伝えておかないと、後から全員に頼み直すことになります。誰が誰か分からない一覧は、運営の側が困ります。
案内の文面は一度作れば毎年使えます。運営用の部屋に置いておき、新しい会員が入るたびに同じものを送ってください。
すでにあるグループから移ってくるとき
ゼロから作るのではなく、いま使っているメッセージアプリのグループから移したい、という場面もあります。ここは進め方を間違えると、両方が中途半端に生き残ります。
やってはいけないのは、両方を並行して長く使うことです。連絡が2か所に分かれると、どちらを見ればよいか分からなくなり、結局どちらも見られなくなります。移すと決めたら、期間を区切ってください。
現実的な段取りは次のとおりです。まず、新しいサーバーを作って役員だけで2週間ほど使い、部屋の分け方を確かめます。次に、全会員を招いて、元のグループには「今後の連絡はこちらに移します」と告知します。そのうえで、移行の期間を1か月ほど置き、その間は大事な連絡だけを両方に流します。期間が終わったら、元のグループには新しい場所への案内だけを残して、連絡を流すのをやめます。
過去のやりとりは移せません。写真や決定の記録で残しておきたいものがあれば、移行の期間中に手作業で移すしかありません。全部を移そうとすると終わらないので、残すものを先に決めてください。行事ごとの写真と、会費や規約に関わる決定だけで足りることがほとんどです。
移らない人は必ず出ます。アカウントを作りたくない人、新しい道具を覚えたくない人です。その人たちへの連絡をどうするかを、移行を決める前に決めておいてください。紙で渡すのか、電話するのか。ここを曖昧にしたまま移すと、移行のあとに個別の対応が役員へ集中します。
招待リンクの作り方と、配るときの注意
サーバーができたら、人を呼びます。招待はリンクを配る形が基本です。
サーバー名の横のメニューから招待の項目を選ぶと、リンクが作られます。そのままでも使えますが、設定を確かめてから配ってください。既定では7日間で切れます。会報や掲示に載せると、翌週には使えなくなります。
有効期間と使用回数は、作ったあとに変更できます。総会などで一度に配るなら、期間を長めにして人数分の回数を設定します。個別に招くなら、短い期間で回数を絞ったリンクを都度作るほうが安全です。使用回数を無制限にすることもできますが、そのリンクは転載されれば誰の手にも渡ります。会員だけを入れたい会では、無制限のリンクを外に出さないでください。
配る前に確かめておきたいのが、入ってきた人に何が見えるかです。既定のロールの権限で決まるので、運営用の部屋を隠す設定を先に済ませてから招いてください。順番を逆にすると、入ってきた人に会計の相談が見えている時間が発生します。
もうひとつ、誰が招待リンクを作れるかも決めておきます。既定ではメンバーが作れます。会員が友人を連れてくる形の集まりならそのままで問題ありませんが、名簿と一致させたい会では、既定のロールから招待の作成を外し、運営の札にだけ付けてください。
なお、1つのサーバーで作れる招待コードの数にも上限があり、999個までです。都度作る運用でも当たることはまずありません。
最初に入れておく安全の設定
作った直後に決めておくと、あとで慌てずに済む設定が2つあります。
1つ目が認証レベルです。サーバーに入ってきた人が書き込めるようになるまでの条件を、段階で設定できます。用意されているのは、なし、低、中、高、最高の5段階です。段階を上げるほど、アカウントを作ったばかりの人や、確認を済ませていない人が書き込めなくなります。
会員制の集まりで、招待リンクを限定的に配っているなら、低い段階でも実害は出ません。反対に、リンクが広く出回る形で運営するなら、段階を上げておくと荒らしへの備えになります。会員から「書き込めない」と言われることがあるので、上げたときは入会の案内に一文添えてください。
2つ目が年齢です。Discordには利用できる年齢の下限があり、公式の説明ではこう書かれています。
以下に記載されていない全ての国では、弊社のアプリまたはウェブサイトで検索にアクセスできる最小年齢は13歳です。 出典: support.discord.com
日本はこの個別の指定がある国の一覧に入っていないため、13歳以上が下限にあたります。小学生を含む会でDiscordを連絡の中心に据えると、ここで無理が出ます。子どもが直接入れない会では、連絡の宛先を保護者にする設計が要ります。この点は、道具を選ぶ段階で確かめておくべきことです。
コミュニティサーバーにするかどうか
設定の中に、コミュニティサーバーとして有効にする項目があります。会の運営ではどちらでもよいことが多いのですが、判断材料を並べておきます。
有効にすると、いくつかの設定が必須になります。メッセージを送る前に確認済みのメールアドレスが必要になる認証レベルの設定、不適切なメディアを自動で弾く仕組み、ルールやガイドラインを置く専用の部屋、運営向けの更新を受け取る部屋。この4つが要件になります。
つまり、ルールを明文化して置く場所が強制的に用意されるということです。これは小さな集まりには重く感じますが、人数が増えて知らない人が入ってくる規模になると、あったほうが運営が楽になります。
一方で、注意点もあります。新しく歓迎画面を有効にしても、そのあと編集できない作りになっていて、代わりに別の案内の仕組みを使うことが推奨されています。設定する前に、いまの画面でどう案内されているかを確かめてください。
判断の目安としては、会員が顔の見える範囲に収まっていて、招待も個別に配っているなら、有効にしなくて構いません。誰でも入れる形で公開して運営するなら、有効にしておくほうが安全側に倒せます。
町内会やPTAのように、入る人が名簿で決まっている集まりは前者にあたります。地域のサークルや趣味の会で、興味を持った人に広く入ってもらいたい場合は後者です。同じ会でも、会員向けの連絡と、外に開いた告知を分けたいことがあります。その場合は、1つのサーバーに詰め込まず、目的の違うサーバーを2つ持つ判断もあります。
迷ったら、有効にしないまま始めてください。あとから有効にできます。最初から設定を増やすと、作る段階で止まります。
役職の札を、作る段階で用意しておく
部屋を作ったら、続けて役職の札を用意します。後回しにすると、運営用の部屋を隠す設定ができません。
最初に必要なのは1種類だけです。運営、あるいは役員という名前の札を1つ作り、役員に付けます。それ以外の会員には何も付けなくて構いません。全員が自動的に入っている既定のロールがあるので、そちらで一般の会員の権限をまとめて決められます。
札を作ったら、順番を確かめてください。運営の札を一覧の上のほうへ置きます。Discordでは、自分が持っている一番上の札より下にいる相手にしか操作が届きません。運営の札が下にあると、追い出す権限を渡しても機能しないことがあります。
札の数を増やしたくなるのは、会の肩書きに合わせたくなるときです。会長、副会長、書記、会計と分けたくなりますが、できることが同じなら分ける意味はありません。色を変えて見分けたいだけなら、それは名前の付け方で解決できます。できることが違うときだけ札を分ける、という基準にしておくと、次の担当が理解できる状態を保てます。
なお、1つのサーバーに作れる札は250個までなので、数が足りなくなることはありません。制約になるのは、運営できるかどうかです。
最初の1か月で崩れるパターン
作ったサーバーが使われなくなる原因は、だいたい決まっています。
いちばん多いのが、部屋が多すぎることです。どこに書けばよいか分からないと、人は書きません。使われていない部屋は早めに畳んでください。
次に多いのが、通知が多すぎることです。雑談の部屋と連絡の部屋を分けずにいると、夜中の雑談で全員の端末が鳴ります。数日で通知を切られ、切られたあとは緊急の連絡も届きません。全体への呼び出しを誰に許すかを最初に絞っておくのが効きます。
3つ目は、入会した人が放置されることです。入ってきたのに札が付かず、連絡用の部屋が見えないまま在籍している人が出ます。入会の手続きの中に、札を付けるところまでを入れておいてください。
4つ目は、書き込みが役員だけで止まることです。会員が書き込んでよい部屋があることと、書き込んでよいと思えることは別です。最初の数週間は、役員が質問を投げて会員が答える形を意識的に作ると、書き込む心理的な壁が下がります。
5つ目は、作った人が1人で抱え込むことです。部屋を作るのも、札を付けるのも、質問に答えるのも同じ人がやっていると、その人の熱が下がった瞬間に止まります。作った時点で、もう1人に同じことができる状態を用意しておいてください。
どれも設定ではなく運営の問題です。作ったあとの2週間をどう過ごすかで、そのサーバーが続くかどうかが決まります。最初の2週間に連絡が3回流れて、会員のうち何人かが返事をしていれば、たいてい定着します。逆に、作ったきり1週間何も流れなければ、そのまま開かれなくなります。作る日を決めるときは、最初に流す連絡が何かも一緒に決めておくとよいです。
作ったあと、会として決めておくこと
最後に、画面の外で決めておくことを並べます。
どの部屋に何を書くか。全体への呼び出しをいつ使うか。入会した人に誰が札を付けるか。写真をどこに置き、いつ消すか。退会した人のアカウントをいつ外すか。持ち主が代わるときに誰へ譲るか。
この6つを、サーバーの中の運営用の部屋に書いておきます。文書として別の場所に置くと、担当が代わったときに在りかごと失われます。書き方は箇条書きで十分です。
決め方のコツは、細かく書かないことです。長い規約を作っても誰も読みません。それぞれ1行で書き、実際に困ったときに足していく形にしてください。最初から完成させようとすると、決めること自体が重くなって、サーバーを作る話が止まります。
とくに最後の1つは忘れられがちです。サーバーの持ち主は1人しか置けず、他の人がその権限を奪うことはできません。持ち主と連絡が取れなくなると、誰も設定を変えられないサーバーが残ります。役員が毎年代わる会では、作った時点で「任期の終わりに譲る」と決めておいてください。
人が集まったあとに残る課題
ここまでの手順で、連絡の場は作れます。それでも、集まりの運営として残る課題が3つあります。
1つ目は、届いたかどうかが分からないことです。書き込んだ連絡を誰が読んでいないのかは、画面からは分かりません。行事の中止のように、全員に届いたことを確かめたい連絡では、ここが効いてきます。
2つ目は、名簿と在籍者が自動では一致しないことです。退会した人が残り、入会した人が入っていない、という差が少しずつ積もります。
3つ目は、引き継ぎです。持ち主の移動と札の配り直しを、役員が代わるたびに手作業でやることになります。
この3つが重いと感じるようになったら、連絡の置き場所そのものを見直す選択肢もあります。集まり向けの連絡ツールには、名簿と連絡が最初から結び付いていて、読んでいない人がそのまま分かるものがあります。Discordとどこが違うのかはDiscordとの比較に、部屋の作り方と名簿の扱いの観点で並べてあります。すでにメッセージアプリのグループを併用しているなら、LINEグループとの比較も合わせて見ると、どれを残すかの判断がしやすくなります。
費用や退会時の扱いといった、会として先に確かめておきたい項目はよくある質問にまとまっています。
Q1. Discordのサーバーを作るのにお金はかかりますか?
かかりません。左側のサーバーを追加する印から自分で作るほうを選び、名前とアイコンを決めれば完了します。作った人が自動的に持ち主になります。なお、1つのアカウントが参加できるサーバーの数は標準で100個までで、有料の会員になると200個に増えます。
Q2. 部屋はいくつ作ればよいですか?
最初は4つで足ります。役員だけが書けるお知らせの部屋、みんなが書ける部屋、予定の部屋、運営だけが見える部屋です。10個作っても使われるのは2つか3つで、書き込みのない部屋が並ぶと新しい人がどこに書けばよいか分からなくなります。必要になってから足すほうが続きます。
Q3. 招待リンクはそのまま配ってよいですか?
既定では7日間で切れるので、会報や掲示に載せると翌週には使えなくなります。有効期間と使用回数は後から変更できるので、配る前に確かめてください。使用回数を無制限にしたリンクは転載されれば誰の手にも渡るため、会員だけを入れたい会では外に出さないでください。
Q4. 小学生の会員がいる場合でも使えますか?
公式の説明では、個別の指定がない国での最小年齢は13歳とされており、日本はその一覧に入っていません。小学生が自分のアカウントを持つ前提では無理が出ます。連絡の宛先を保護者にする設計にするか、年齢の制限がない別の方法を検討してください。