写真と動画

Googleフォトの共有アルバムと容量|誰の分が減るのかを整理

2026年9月25日 ・ Tsudoo編集部

行事の写真を共有アルバムにまとめたところで、「これは誰の容量を使っているのか」という質問が必ず出ます。答えを間違えると、善意で写真を入れてくれた人の容量を勝手に削ることになり、その人のスマートフォンに空き容量の警告が出はじめます。

Googleフォトの容量の数え方は、いちど仕組みを押さえれば単純です。ただし「共有した」「保存した」「アルバムに追加した」がそれぞれ別の操作で、容量への影響も別です。ここを混ぜたまま運用すると、誰の容量がなぜ減ったのか追えなくなります。

この記事では、共有アルバムで容量が減るのは誰かを先に確定し、そのうえで15GBの枠の数え方、いっぱいになったときに取れる手、会として使うときに先に決めておくことを順に並べます。数字はすべて2026年9月時点でGoogleが自社のヘルプと料金ページに書いている内容です。

共有アルバムの容量は、入れた人から引かれる

結論を先に置きます。共有アルバムに写真や動画を入れると、その分は入れた人の容量から引かれます。アルバムを作った人の容量が、他の人のアップロードで減ることはありません。

この仕組みを整理した解説では、次のように説明されています。

Googleフォトの共有アルバムでは、常に写真をアップロードした人のアカウントの容量が消費される。共有アルバムのオーナーの容量は他のユーザがアップロードしても減らない。 出典: storagelab.jp

Googleのヘルプの書き方も同じ前提に立っています。写真や動画を保存する場合にGoogleアカウントの保存容量が使用される、という原則がまずあり、共有アルバムはその原則の外にある例外ではありません。誰かがアップロードした時点で、その人の枠から引かれます。

ここから実務上の大事な帰結が出ます。とりまとめる人が自分の枠を気にして写真を入れるのを控えても、全体の消費は減りません。減るのは、入れた人それぞれの枠です。20人がそれぞれ50枚入れれば、20人の枠がそれぞれ50枚分減ります。1人の枠に1,000枚分が乗るわけではありません。

裏返すと、容量の問題は会全体ではなく個人ごとに起きます。「役員のAさんだけ空き容量が足りなくて写真を上げられない」という形で表に出ます。Aさんの枠が埋まっている理由は、たいていGoogleフォトではなくGmailの添付やドライブのファイルです。共有アルバムの話をしているつもりで、実はGmailの整理の話をしていることが少なくありません。

見るだけなら減らない、手元に保存すると減る

次に分けるのが、見る側の容量です。共有アルバムを開いて眺めるだけなら、見た人の容量は減りません。減るのは、その写真を自分のライブラリへ保存したときです。

Googleのヘルプにはこう書かれています。

共有された写真や動画を保存すると、ライブラリにコピーが保存されます。保存した後に共有元の写真を編集しても、編集内容は保存済みコピーには適用されません。保存した写真と動画は、保存容量にカウントされます。 出典: support.google.com

保存するとコピーができるので、元の1枚と保存した1枚で、合わせて2人分の容量が使われることになります。会の中で「みんな保存しておいてね」と呼びかけると、参加者全員の枠がそれぞれ減ります。呼びかけとしては親切ですが、容量の面では全員のコストを増やす行為です。

もう1つ、紛れやすい操作があります。共有アルバムそのものを自分のアルバムの一覧に置くことです。Googleのヘルプでは、共有アルバムを自分のアルバムのタブに保存するとアルバムのコピーが表示されるものの、アルバムの中身がライブラリに保存されることはないと案内されています。つまり、アルバムを見やすい場所に置くだけなら容量は減りません。

この2つを混ぜないでください。アルバムを自分の一覧に置くのは無料です。中の写真を1枚ずつ自分のライブラリへ保存すると、保存した分だけ減ります。会の案内に書くなら、「アルバムをブックマークしておいてください。手元に残したい写真だけ保存してください」という言い方が正確です。

15GBはGoogleフォトだけの枠ではない

容量の話が食い違うもう1つの原因が、15GBの中身です。この枠はGoogleフォトの専用枠ではありません。

Googleの案内には、Googleアカウントの保存容量がGoogleフォト、Googleドライブ、Gmailなどの複数のサービスで共有されると書かれています。Google Oneの料金ページにも、すべてのGoogleアカウントに最大15GBの保存容量が提供され、この容量が有料プランの総保存容量に含まれると明記されています。

この前提を知らないと、診断を間違えます。写真を100枚しか入れていない人が「容量がいっぱい」と言うとき、原因はGmailに溜まった10年分の添付ファイルです。共有アルバムから写真を消しても空きは増えません。空きを増やすには、Gmailの大きな添付を消すか、ドライブの古いファイルを消すか、写真を消すかの3つを、それぞれ確かめて選ぶことになります。

会の運用として書いておくとよいのは、確かめる場所です。Googleフォトの設定から保存容量の管理を開くと、フォト、ドライブ、Gmailのそれぞれが何GBを使っているかが並んで表示されます。ここを見てから作業すれば、効かない場所を片付ける時間を使わずに済みます。

もう1つ知っておくべき注意があります。Googleフォトを使用しない状態が2年以上続くと、コンテンツが削除されることがあるとGoogleは案内しています。年に一度しか開かないアカウントに会の記録を置くのは、この点で危うい判断です。

いっぱいになったときに取れる手は4つ

空きがなくなると、写真のアップロードだけでなくGmailの受信も止まります。会の連絡に使っているアドレスなら実害が出るので、早めに手を打つ順番を決めておきます。

1つ目は、大きなものから消すことです。効くのは動画とGmailの添付です。写真1枚が数MBに対して、動画は1本で数百MBから数GBになります。保存容量の管理の画面には、大きなファイルや保存容量を多く使っているものを一覧で出す仕組みがあり、上から見ていくのが最短です。

2つ目は、画質を落として入れ直すことです。すでにアップロードした写真と動画を保存容量の節約画質に変換する機能があり、これで空きが増えます。ただしGoogleの注記では、空き容量を増やせるのは1日1回だけで、一部の写真や動画は圧縮されずに元のサイズのまま残るとされています。1回で終わらないことがある前提で見ておきます。

3つ目は、容量を買うことです。Google Oneの料金ページでは、100GBのプランが月額290円、2TBのプランが月額1,450円、5TBのプランが月額2,900円と案内されています。年単位でまとめて払うと最大16%の割引になり、どのプランも最大5人のユーザーとストレージを共有できます。5人で分け合えるのは、会の役員数人で1つのプランを持つ使い方に合います。

4つ目は、手元に落として外すことです。年度末にその年の写真をまとめてダウンロードし、外付けの記録媒体に置いてからGoogleフォト側を空けます。費用はかからず、サービスの仕様が変わっても記録が残ります。作業は1年に1回で済むので、引き継ぎ資料に日付を書いて回す形にできます。

この4つのうち、会として先に決めておくのは4つ目です。1つ目から3つ目は個人の判断でできますが、4つ目は誰がいつやるかを決めないと誰もやりません。

画質の設定で、入る枚数が何倍も変わる

同じ15GBでも、設定によって入る枚数はまったく違います。ここを変えるだけで容量の問題が消える場合があります。

Googleフォトのバックアップの画質には、元の画質と保存容量の節約画質があります。後者は以前「高画質」と呼ばれていた設定で、圧縮して保存する代わりに使う容量が小さくなります。集まりの記録として画面で見る用途なら、節約画質でほとんど不便はありません。広報紙に大きく載せる、写真プリントを作る、といった用途がある写真だけを元の画質にすればよい判断です。

会員に案内するときは、設定を変えてもらう形より、入れる場所を分ける形のほうが確実に回ります。「共有アルバムに上げるものは節約画質で構わない」と書いておき、元の画質で残したい人は自分のライブラリに別途持つ。設定を全員に変えてもらう依頼は、必ず数人が届きません。

ファイルの上限も押さえておきます。Googleのヘルプでは、バックアップできるのは200MBまたは200MPまでの写真、10GBまでの動画、そして256×256より大きいファイルとされています。撮ったままのスマートフォンの写真や動画がこの上限に当たることはまずありませんが、一眼カメラのRAWファイルや、長時間の4K動画では引っかかることがあります。

上がらないファイルがあるときは、形式も確かめます。写真はjpg、heic、heif、png、webp、gif、avifと大部分のRAWファイルに対応し、動画はmp4、mov、avi、mts、mkvなど幅広く対応しています。この一覧に無い形式は、Googleフォトの中で使えないことがあると案内されています。

共有アルバムそのものの上限と、入らないもの

容量とは別に、数の上限があります。会で使う前に確かめておくと、あとで入れ直す手間が出ません。

Googleのヘルプでは、会話に追加できる写真の上限が20,000枚と案内されています。1つの置き場に何万枚も入れる会はまずありませんが、10年分の写真を1か所に集めようとすると視界に入る数字です。年度ごとにアルバムを分けておけば、この上限に当たることはありません。

年度ごとに分ける利点は上限の回避だけではありません。翌年の担当に渡すとき、「2026年度」という1つのアルバムを渡せば済みます。1つの巨大なアルバムに全年度が混ざっていると、渡す範囲を切り分ける作業が必要になります。引き継ぎのしやすさは、置き場の分け方で決まります。

ドライブとの関係も1つ確かめておきます。Googleドライブに置いた写真をGoogleフォトへ追加すると、コピーされた分が新たに容量を使います。同じ写真がドライブとフォトの両方にある状態は、2枚分の容量を使っている状態です。ドライブに写真を溜めている会は、どちらを正とするかを決めて、片方を消す作業を挟んだほうが空きが増えます。

あわせて、パソコン版のGoogleドライブからGoogleフォトへバックアップする機能は、2026年8月10日にサポートが終了したとGoogleが案内しています。この経路でパソコンの写真をフォトへ送っていた会は、ドライブの写真をGoogleフォトへ追加する方法に切り替える必要があります。以前のやり方をそのまま引き継ぎ資料に書いていると、翌年の担当が動かない手順を試すことになります。

スマートフォンの空き容量と、Googleフォトの容量は別のもの

会員からの相談でもっとも多い行き違いがこれです。「容量がいっぱい」と言われたとき、話しているのがスマートフォン本体の空きなのか、Googleアカウントの枠なのかを先に切り分けないと、まったく効かない作業を案内してしまいます。

スマートフォン本体の空きは、端末に入っている写真、動画、アプリ、音楽の合計です。Googleアカウントの枠は、クラウドに置かれているものの合計です。この2つは別々に埋まり、別々の作業で空きます。本体が埋まっている人にGoogleフォトの整理を案内しても、空きは1バイトも増えません。

切り分ける聞き方は決まっています。「写真アプリを開いたときに出ている警告か、それともスマートフォンの設定に出ている警告か」を尋ねます。Googleフォトのアプリの中に出る「保存容量が不足しています」はクラウド側、端末の設定に出る「ストレージの空き容量がありません」は本体側です。

本体が埋まっている場合に効く手は、Googleフォトの「空き容量を増やす」機能です。クラウドへのバックアップが終わった写真を端末から消す仕組みで、クラウド側には残ります。この機能を案内するときは、必ず「バックアップが終わっていることを確かめてから」と添えてください。バックアップの途中で本体から消すと、その写真はどこにも残りません。

会の案内文に書くなら、この2つを分けて書きます。「共有アルバムに上げられないときはGoogleアカウントの空きを、スマートフォンが重いときは本体の空きを確かめてください」。1行で分かれていれば、相談の半分は自分で片付きます。

動画を入れると容量が一気に減る理由

写真だけなら15GBは意外に持ちます。減りが速くなるのは動画を入れたときで、ここを理解しておくと会の運用が決まります。

Googleフォトでは写真も動画も同じ枠に入ります。スマートフォンで撮った1080pの動画は1分あたり100MB前後になることが多く、単純に割れば15GBは150分ほどで埋まります。4Kで撮っていれば、その3分の1から4分の1の時間で埋まります。行事を撮ったままの30分の動画を5本入れれば、写真を1枚も入れなくても枠の大半が消えます。

これを避ける手は2つです。1つは、動画を切り出して短くすること。行事の記録として残したいのは全編ではなく見せ場です。かけっこの1本、合唱の1曲、挨拶の冒頭。撮ったままの30分を上げるのではなく、必要なところを2分から3分に切り出せば、同じ枠に入る本数が10倍近く変わります。切り出す作業はスマートフォンの標準の機能でできます。

もう1つは、動画を共有アルバムに入れないと決めることです。動画は本数が少ないので、必要な人にだけ個別に渡すほうが総量は減ります。共有アルバムは写真だけ、動画は別のやり方、と最初に決めておけば、容量の見積もりを毎回やり直す必要がなくなります。

動画の上限も押さえておきます。Googleのヘルプでは、バックアップできる動画は10GBまでとされています。スマートフォンの動画がこの上限に当たることはまずありませんが、ビデオカメラで撮った長時間の記録では引っかかることがあります。その場合は分割してから上げることになります。

アップロードが止まったときに確かめる順番

共有アルバムに写真が上がらないという相談は、原因が5つに分かれます。上から順に当たれば、たいてい3つ目までで片付きます。

1つ目は、Googleアカウントの空きです。空きがゼロになっていると、写真も動画も上がりません。同時にGmailの受信も止まるので、会の連絡用のアドレスならこちらの実害のほうが大きくなります。保存容量の管理の画面を開いて、残りを確かめます。

2つ目は、ファイルの形式とサイズです。写真は200MBまたは200MPまで、動画は10GBまで、256×256より大きいファイルという条件があります。対応する形式の一覧に無いものは、Googleフォトの中で使えないことがあると案内されています。一眼カメラのRAWファイルや、他のアプリで書き出した特殊な形式で引っかかることがあります。

3つ目は、通信です。バックアップをWi-Fiのときだけに設定している端末は、外にいるあいだ何も上がりません。行事の会場でその場で上げたつもりが、家に帰るまで上がっていなかったという行き違いはここで起きます。

4つ目は、アルバムへの追加の権限です。共有アルバムには、参加者が写真を追加できる設定と、できない設定があります。作った人が追加を許していなければ、他の人は入れられません。招待した相手に入れてもらう運用なら、この設定を先に確かめておきます。

5つ目は、同じ写真を2度上げようとしている場合です。Googleフォトは、すでにバックアップされている写真を再度アップロードしません。上がっていないように見えて、実はすでに入っていることがあります。アルバムの中を日付で並べ替えて探すと見つかります。

この5つを引き継ぎ資料に1ページで書いておくと、翌年の担当が同じ相談を自分で片付けられます。手順書を作る目的は、操作を教えることではなく、相談が1人に集まらないようにすることです。

会で使うときに、先に決めておく4つのこと

ここまでの仕組みを、続けるかどうかの判断に畳み直します。決めておくのは4つです。

1つ目は、誰のアカウントで共有アルバムを作るかです。個人のアカウントで作ると、その人が抜けた時点でアルバムの持ち主がいなくなります。会の代表アドレスでGoogleアカウントを作り、そのアドレスとパスワードを引き継ぐ形にすれば、持ち主を年度で動かさずに済みます。

2つ目は、入れる人を誰にするかです。全員に入れてもらうと集まる枚数は増えますが、それぞれの容量を使わせることになり、空き容量が足りない人から不満が出ます。撮影担当を2人決めて、その2人が入れる形にすれば、減る枠は2人分です。担当には、容量が足りなければ会の費用で足す、と先に伝えておきます。

3つ目は、保存を勧めるかどうかです。「保存してください」と書くと全員の容量が減ります。「アルバムをブックマークしてください。残したい写真だけ保存してください」と書けば、必要な人だけが減ります。案内の1行の書き方で、会員全体の負担が変わります。

4つ目は、手元に落とす日を決めることです。年度末の役員会の議題に「写真の書き出し」を入れておき、その場で誰がやるかを決める。これを引き継ぎ資料に書いてあるだけで、10年後に記録が残っているかどうかが変わります。

他のサービスと並べると、上限の考え方が違う

Googleフォトの容量だけを見ていると、これが窮屈なのか妥当なのか判断できません。よく候補に並ぶものと、上限の考え方を並べて置きます。数字はいずれも2026年9月時点で各社が自社のページに書いている内容です。

Amazonフォトは、プライム会員なら写真が容量無制限で、動画やその他のファイル用に5GBが付きます。写真の枚数だけを見ればもっとも制約が少ない一方で、動画は無制限の対象ではないとヘルプに注記されています。共同の置き場であるファミリーフォルダは、プライム会員を含む最大6人までという人数の上限があります。

LINEのアルバムは、容量ではなく個数で数えます。トークルームごとに最大100個のアルバムを作れて、1つのアルバムに最大1,000個のコンテンツが入ります。写真なら1,000枚、動画なら100本に相当する数え方です。ただし動画とオリジナル画質の写真を追加できるのは有料のLYPプレミアムの会員だけで、解約すると加入中に入れた動画は有効期限日から30日後に削除されます。

Appleの共有アルバムは、招待した相手と出し合う形で、参加者も自分の写真とコメントを追加できます。iOS 27以降の新しい共有アルバムはフル解像度での共有に対応し、Apple Accountやアップル製の端末を持っていない人もウェブから参加できるようになりました。あわせて、新しく追加したものはアルバムの持ち主のiCloudの容量から引かれる形に変わっています。ここはGoogleフォトと逆で、持ち主の枠が減ります。

この4つを並べると、数え方が3種類あることが分かります。容量で数えるもの、個数で数えるもの、そして人数で区切るもの。会にとってどれが効くかは、写真の枚数より人数と動画の本数で決まります。人数が多い会は個数や人数の上限で先に詰まり、動画が多い会は容量で先に詰まります。

誰の枠が減るかも、サービスによって逆になります。Googleフォトは入れた人、Appleの新しい共有アルバムは持ち主です。会員に「あなたの容量は減りません」と案内する前に、使っているサービスがどちらなのかを確かめてください。

容量の心配が消えない本当の理由

共有アルバムの容量を整理しても、とりまとめる人の手間はあまり減りません。理由は、写真だけが問題ではないからです。

いま何を使っているか並べてみると分かります。連絡はトークのグループ、予定は紙の回覧とトークへの投稿、出欠は返信と電話、写真はGoogleフォトの共有アルバム、名簿は表計算のファイル。この5つがバラバラだと、役員が代わるときに5つ引き継ぐことになり、どれか1つでも渡らなければ流れが止まります。容量の話は、この5つのうち1つの中で起きている問題にすぎません。

畳み方は、いま何を使っているかによって変わります。トークのグループで全部を回している会が、そのままの運用でどこまで足りるかを比べたものはLINEグループとの比較にまとめてあり、参加者の名前を出さずに回している会の論点はLINEオープンチャットとの比較に、写真とアルバムの機能を持つ団体向けのサービスを既に使っている場合の違いはBANDとの比較に整理しています。

実際の畳み方は会の種類でかなり違います。回覧板と口頭の連絡を置き換えた例は町内会での使われかたに、年度ごとに担当が入れ替わる前提での運用はPTAでの使われかたに、行事の写真と出欠をまとめて扱っている例はサークルでの使われかたに載っています。費用や個人情報の扱いで先に確認しておきたい点はよくある質問にまとめてあります。

会の写真を置く場所を選ぶときの基準は、容量の大きさではありません。メンバー以外は見られない状態を保てるか、そして役員が代わったときに持ち主を動かせるか。この2つが満たされていれば、容量は買うか落とすかで解決できます。逆に、この2つが満たされていない置き場は、容量がいくらあっても数年後に困ります。

最後に順番だけもう一度置きます。減るのは入れた人の枠だと全員に伝える、保存は必要な人だけにする、会の代表アドレスで持ち主を作る、年度末に手元へ落とす日を決める。この4つを先に決めてから運用に入れば、来年の担当が容量の相談で時間を使うことがなくなります。

Q1. Googleフォトの共有アルバムは、誰の容量を使うのですか?

写真や動画を入れた人の容量から引かれます。アルバムを作った人の容量が、他の人のアップロードで減ることはありません。20人がそれぞれ50枚入れれば、20人の枠がそれぞれ50枚分減る数え方です。容量が足りないという相談は会全体ではなく個人ごとに起きるので、その人の保存容量の管理の画面で内訳を確かめてください。

Q2. 共有アルバムを見るだけでも自分の容量は減りますか?

見るだけでは減りません。減るのは、その写真を自分のライブラリへ保存したときです。Googleのヘルプでも、保存した写真と動画は保存容量にカウントされると案内されています。共有アルバムを自分のアルバムの一覧に置くだけなら、中身がライブラリに保存されることはないので容量は減りません。

Q3. 写真は少ないのに容量がいっぱいと出ます。なぜですか?

Googleアカウントの15GBは、Googleフォト、Googleドライブ、Gmailで分け合う枠です。写真が少なくても、Gmailに溜まった添付ファイルやドライブの古いファイルで埋まっていることがあります。Googleフォトの設定から保存容量の管理を開くと、どのサービスが何GBを使っているかが並んで表示されるので、そこを見てから消す場所を決めてください。

Q4. 容量を増やすにはいくらかかりますか?

Google Oneの料金ページでは、100GBのプランが月額290円、2TBが月額1,450円、5TBが月額2,900円と案内されています。年単位でまとめて払うと最大16%の割引になり、どのプランも最大5人とストレージを共有できます。会の役員数人で1つのプランを分け合う使い方もできますが、誰の名義で払って誰が引き継ぐかを先に決めておいてください。

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