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教室のチラシの作り方|載せる項目と配る場所から決める手順

2026年9月26日 ・ Tsudoo編集部

教室のチラシで手が止まる場所は、だいたい決まっています。デザインの雛形を探し始めて、十数枚を見比べているうちに時間が過ぎ、結局どれにも決まらない。原因は、紙に何を載せるかが決まっていないまま見た目から入っていることです。載せる項目が7つに固まっていれば、雛形は数分で選べます。この記事では、教室の生徒募集に使う紙を、載せる項目、費用と対象の書き方、印刷と配り方、そして申し込みを受けたあとの連絡まで、決める順番に沿って並べます。

デザインの前に、載せる項目を決める

紙に載せるものは、教室の種類が違っても大きくは変わりません。必要なのは7つです。何を教える教室か、誰が対象か、いつやるか、いくらか、どこでやるか、誰が教えるか、どこに申し込むか。この7つが揃っていれば、紙としては成立します。

逆に、この7つのうち1つでも欠けると、欠けた分だけ問い合わせの電話が増えます。とくに費用と対象の2つは、欠けた時点で候補から外されます。読む側は複数の教室を比べているので、分からない紙は後回しにされ、そのまま忘れられます。

7つに絞ると決めると、載せたくなるものを落とす判断が要ります。教室の理念、講師の資格の一覧、過去の発表会の写真、使っている教材の説明。どれも書きたい内容ですが、A4の片面には入りません。入れようとすると文字が小さくなり、全部が読まれなくなります。

判断の基準は単純で、「これが書いていないと申し込みを決められないか」です。費用は決められません。曜日と時間も決められません。しかし、講師が何年その教室をやっているかは、申し込みを決めるうえで必須ではありません。裏面か、申し込んだあとの案内に回せます。

片面で足りない場合は、両面にします。表に7つ、裏に読み物を置く形です。掲示板に貼る紙は裏が見えないので、表だけで完結させます。手渡しや投函なら裏も読まれます。配り方によって面の使い方が変わるという点は、印刷の発注をする前に決めておいてください。

紙のサイズはA4が基本です。掲示にも手渡しにも使えて、雛形の数も一番多く用意されています。教室の入口に置く分だけならA5に落としても読めますが、掲示板では文字が小さく見えます。

無料の雛形は、どこまで揃っているか

印刷会社が配っている無料の雛形は、業種ごとに数が大きく違います。実際に数えると、教室の紙を作る人がどの分野なら楽をできるかが見えます。

「学校・習い事・スクール」というくくりの雛形は69種類あります。内訳は、塾・予備校が16種類、プログラミング教室が12種類、ピアノ教室が11種類、英会話教室が9種類、書道教室が8種類、保育園が7種類、カルチャースクールが4種類、大学・短大が2種類です。

つまり、学習塾とプログラミングとピアノと英会話と書道を教えている人は、そのまま使える雛形があります。それ以外の教室は、近い分野の雛形を借りるか、白紙から組むことになります。料理教室も手芸教室も陶芸教室も、専用の枠では用意されていません。

借りるときのコツは、教える内容ではなく紙面の構成で選ぶことです。雛形の説明には、その紙が何のために作られたかが書かれています。

書道教室のチラシ・フライヤー作成に使える「生徒・会員募集」がテーマの無料デザインテンプレートです。写真や文字を入れるだけで本格的なチラシ・フライヤーが作成できます。編集後はそのまま印刷注文も可能です。 出典: graphic.jp

同じ69種類を用途で分けると、生徒・会員募集を目的にしたものが59種類、求人・アルバイト募集が5種類、会社案内・店舗紹介が3種類、イベントが2種類です。生徒を集めたいなら、募集用の59種類から選べばよいことになります。求人の雛形を借りて生徒募集に使うと、枠の並びが合いません。

雰囲気で選べる分類もあります。シンプルが34種類、ポップが17種類、かわいいが15種類、ナチュラルが7種類、おしゃれが4種類。大人向けの教室ならシンプル、子ども向けならポップかかわいいが合います。運動系の教室を別に探すなら、ジム・スポーツ教室のくくりに24種類あり、ヨガが5種類、体操教室が2種類という内訳です。

費用の書き方で、問い合わせの数が変わる

費用は、紙から読み取れるようにしてください。ここを曖昧にした紙は、問い合わせは増えますが申し込みは増えません。電話で聞いてから決める人より、書いていないから外す人のほうが多いからです。

書き方は3つあります。総額だけを書く、内訳を分けて書く、範囲で書く。教室の形によって向き不向きがあります。

月謝制の教室なら、月謝と、それ以外にかかるものを分けて書きます。入会金、教材費、施設費、発表会の費用。この4つは後から出てくると不信につながるので、金額が決まっているものは紙に書き、変動するものは「別途、年1回」のように発生する時期だけ書きます。

回数券や単発の教室なら、1回あたりの金額を書きます。回数券の有効期限も書いてください。期限のない券だと思って買った人が、後から使えないと知ると揉めます。

無料の体験を用意しているなら、そこは大きく書いて構いません。ただし、体験のあとに何があるかも書きます。その場で入会を決めるのか、後日返事でよいのか。この一行があるだけで、勧誘されるのではと構えている人が申し込みやすくなります。

避けたいのは、「詳しくはお問い合わせください」だけで終える形です。読む側からは、高いから書けないのだと読まれます。金額が人によって変わる教室でも、下限だけは書けます。「月4回、月額6,000円から」と書けば、予算が合うかどうかは判断できます。

支払いの方法も一行入れておくと、当日のやり取りが減ります。現金だけなのか、振込があるのか、月末締めなのか。細かい話に見えますが、続けて通う教室では毎月発生する作業です。

対象と定員を書くと、合う人だけが来る

対象を広く書くほど人が来る、というのは誤解です。むしろ逆で、対象が絞られた紙のほうが申し込みに変わります。

書くのは3つです。年齢か学年の範囲、経験の有無、必要な持ち物や前提。「小学1年生から6年生」「初めての方向け」「楽器の貸し出しあり」といった短い言葉で足ります。

大人向けの教室では、年齢より生活の形で絞るほうが伝わります。「平日昼のクラス」「仕事帰りに通える19時開始」。曜日と時間そのものが対象を絞る役目を果たします。

定員は必ず書いてください。少人数であることは弱みではなく、丁寧に見てもらえる証拠として読まれます。書くと締切の意識も生まれます。「各クラス8名まで」と書いてあれば、迷っている人が動きます。

空きの状況も、書ける範囲で書きます。「火曜は残り2名、木曜は空きあり」と書けば、問い合わせの前に曜日を選んでもらえます。紙を刷ってから状況が変わる教室なら、曜日ごとの空きは紙に入れず、申し込み先で案内する形にします。

体験の受け入れ方も明記します。予約が要るのか、当日の飛び込みでよいのか。見学だけでもよいのか。保護者が付き添う必要があるのか。この4つは、子ども向けの教室で必ず聞かれます。

対象から外れる人への断りも、一行あると親切です。「未就学のお子さまは別のクラスでご案内しています」と書いてあれば、問い合わせて断られる手間が省けます。断ることを書くのは気が引けますが、書かれていない紙のほうが、結果として相手の時間を奪います。

見出しの一行で、誰に向けた紙かを言い切る

紙面の一番上に置く一行は、読むか読まないかを決める役目を持っています。ここに教室の名前だけを大きく置いている紙が多くありますが、名前は知られていないので、読み手にとっては情報になりません。

置くべきなのは、誰に向けた何の教室かです。「小学生のためのそろばん教室」「大人になってから始めるピアノ」「平日の昼に通える書道」。この形にすると、当てはまらない人は読みません。それでよいのです。全員に読まれる紙より、当てはまる数人に最後まで読まれる紙のほうが申し込みが出ます。

やりがちなのは、格好のよい言葉を置いてしまうことです。「音楽のある暮らしを」「学ぶ喜びをすべての人に」。教室の理念としては正しくても、紙の一行目に置くと何の教室か分かりません。理念は裏面か、教室に来てもらったあとに伝えるほうが届きます。

一行の長さは、20字前後が読みやすい上限です。それ以上になると、立ち止まらずに見る人の目には入りません。長くなったら、主語と対象だけ残して削ります。

一行目のすぐ下には、いつ始まるかを置きます。「10月開講」「体験受付中」。時期が入ると、いま動く理由が生まれます。時期のない紙は、後で考えようと思われて、そのまま忘れられます。

数字を使うのも有効です。「週1回60分」「全8回」「定員6名」。具体的な数字は、抽象的な言葉より速く読めます。ただし、一行目に数字を詰め込みすぎると読みにくくなるので、多くても2つまでにします。

講師の紹介は、経歴より続けている年数

誰が教えるのかは、7つの項目のうちで一番書き方に迷うところです。資格を並べたくなりますが、読む側にはその資格の価値が分かりません。

伝わるのは3つです。この教室を何年やっているか。どんな人を教えてきたか。どういう教え方をするか。「この場所で12年」「未就学から大人まで」「一人ずつ進み方を変える」。この3行で、通ったときの様子が想像できます。

資格を書くなら、一般に知られているものに絞ります。知られていない資格を5つ並べるより、知られているものを1つ書くほうが効きます。並べた数は信用に変換されません。

写真を載せるかどうかは、教室の形で決めます。個人で教えている教室、自宅を開放している教室は、載せたほうが安心されます。初めて訪ねる場所に子どもを預ける保護者にとって、顔が分かることは大きな材料です。複数の講師がいる教室なら、代表の1人だけでも構いません。

書かないほうがよいこともあります。年齢、家族構成、住所の詳細。個人の教室ではとくに、紙に載せた情報がそのまま不特定の人の手に渡ります。連絡先も、個人の携帯番号をそのまま載せるかどうかは考えてください。教室用の番号や申し込みの窓口を分けておくほうが、後から変えやすくなります。

何人で教えているかも一行入れます。1人でやっているのか、複数いるのか。振替や急な休みのときの対応が変わるので、通う側にとっては判断材料になります。

写真は、教室の中が分かるものを選ぶ

雛形の55種類には写真を入れる枠があります。つまり、紙を作るなら写真を用意する前提で考えたほうが早いということです。

選ぶ写真は2枚で足ります。1枚は、教室の中の様子。もう1枚は、手元か作品か、その教室で何をするかが分かるもの。この2枚があれば、読む側は通ったときの様子を想像できます。

避けたいのは、素材集の写真だけで組んだ紙です。どこの教室か分からず、記憶に残りません。実際の教室の写真は多少荒くても、そちらのほうが選ばれます。

子どもが写る写真を使う場合は、保護者の許可を先に取ります。口頭ではなく紙で残しておくほうが確実です。数年後に同じ写真を使い回すときに、当時の許可が残っていないと使えません。顔が写らない角度で撮っておくと、使える場面が増えます。

写真の明るさは、印刷すると画面より暗く出ます。画面で「ちょうどよい」と思った写真は、刷ると沈みます。少し明るめに調整してから入稿してください。写真の上に白抜きの文字を重ねるのも、印刷では読みにくくなるので避けます。

教室の実績を数字で見せたい場合は、確かめられるものだけにします。開いてからの年数、通っている人数、発表会の回数。この程度なら根拠を示せます。合格率や上達の速さを数字で書くと、後から説明を求められたときに困ります。

サイズと配布の方法は、先に組み合わせて決める

印刷して終わりではなく、配るところまで含めて考えると、サイズの選択肢が変わります。配布を印刷会社に頼む場合、方法によって使えるサイズが決まっているからです。

投函による配布で扱えるのは、A3、A4、A5、A6、A7、B4、B5、B6、B7です。新聞への折込はこれより狭く、A3、A4、A5、B4、B5に限られます。手配り用に小さく作った紙を、後から折込に回そうとしても出せません。

だから、配布を外に頼む可能性があるなら、最初からA4かA5で作っておきます。この2つならどちらの方法にも使えて、雛形の数も多く、掲示板に貼っても読めます。

費用の感覚も先に持っておきます。A4を片面カラーで1,000部刷る場合、印刷料金は3,360円という価格が提示されています。紙そのものは高くありません。デザインを外に頼むと、同じA4の片面で23,520円が加わります。写真を自分で用意できて、雛形を編集するだけで済むなら、ここは自分でやったほうが早く安く済みます。

部数の決め方は、配る場所の数から逆算します。掲示を頼む場所が10か所、手渡しが50枚、投函が200枚なら、必要なのは300枚前後です。「せっかくだから1,000枚」と決めると、半分が翌年まで箱に入ったままになります。日程を刷り込んだ紙は、その期が終われば使えません。

日程を入れない面と、入れる面を分けて考えると無駄が減ります。教室の説明だけの紙をまとめて刷り、日程は別紙か短冊を貼る。小さな教室ではこの形が現実的です。

配る場所は、教室の種類で変える

同じ枚数を配っても、場所が合っていないと申し込みはゼロのままです。場所は、対象がふだん立ち寄るところから選びます。

子ども向けの教室なら、児童館、子育て支援の施設、小児科の待合、スーパーの掲示スペース、学童の周辺。保護者が座って待つ場所ほど読まれます。学校を通じた配布は、自治体や学校ごとに扱いが決まっているので、先に問い合わせます。

大人向けの教室なら、公民館とコミュニティセンター、図書館、スーパー、病院の掲示板、コインランドリー。平日の昼のクラスを集めたいなら、昼に人がいる場所を選びます。

掲示を頼むときは、必ず先に可否を尋ねます。断られている場所に勝手に貼ると、それが教室の印象になります。集合住宅への投函も、建物ごとの規則を確認してからにします。

時期は、教室の種類によらず山が2つあります。新年度が始まって生活が落ち着く時期と、秋の新学期の時期です。この2つの手前3週間から4週間で配ると、検討する時間が確保されます。開催の直前に配った紙は、読まれても間に合いません。

地域の行事で教室の体験を出せる機会があるなら、そこで配る紙を別に用意します。載せるのは次の日程と申し込み先の2つだけで足ります。体験した直後は、申し込みに変わる率が最も高い瞬間です。

配ったあとは、場所ごとに枚数と問い合わせの数を記録します。3回続けると、効く場所と効かない場所がはっきり分かれます。記録を取らずに毎回同じ場所へ同じ枚数を配り続けると、何年経っても配り方を選べません。

申し込みが来たあとの連絡を、配る前に決めておく

紙で人が集まったあとに教室が抱えるのは、連絡です。日程の変更、休みの連絡、持ち物の追加、教室の写真の配布、次の期の案内。これを1人ずつのやり取りで処理していると、生徒が増えるほど講師の時間が減ります。

よく起きるのは、連絡の経路が生徒ごとに違う状態です。講師の個人の連絡先で受けると、教室以外の時間にも質問が届きます。同じ質問に何度も個別で答えることにもなります。

置き場所を決めるときの判断材料は3つです。生徒に新しいIDとパスワードを増やさせずに入れるか。日程の変更や持ち物の連絡が他の話題に押し流されずに残るか。写真を置いておける場所が同じところにあるか。

普段使っているメッセージアプリをそのまま使う形の利点と限界は、LINEグループとの比較に機能ごとに整理されています。連絡先を教え合わずに集めたい場合は、匿名で参加できる形との違いをまとめたLINEオープンチャットとの比較が近い参考になります。掲示と予定とアルバムを1つに持っている形と比べたいならBANDとの比較を見てください。

教室として連絡と予定と写真を1か所に置く形は教室での使われかたに、参加する人が入れ替わる前提の集まりでの扱い方はサークルでの使われかたにまとまっています。学校の施設を借りて開く教室や、学校の行事と日程が絡む場合は学校での使われかたが参考になります。メンバー以外は見られない形にしておけば、生徒の名前や写真が外から見える心配をせずに置けます。細かい運用の疑問はよくある質問に考え方が並んでいます。

決めておくと楽になるのが、返信の型です。日程、持ち物、会場、費用の受け渡し方法。この4つを書いた短い文面を1つ用意しておけば、申し込みが重なった日でも同じ説明を繰り返さずに済みます。紙を配る作業より、配ったあとの返信のほうが時間を食うことは、実際に配ってみるまで気づきにくい部分です。

刷る前に潰しておく、よくある失敗

印刷は戻せません。数百枚が届いてから間違いに気づくと、刷り直すか、手書きで直すか、配るのをやめるかの3択になります。入稿の前に確かめる項目を決めておけば、ほとんどは防げます。

一番多いのは、日付の曜日がずれていることです。「10月5日(土)」と書いたのに、その日が金曜だった。日程を差し替えて使い回す紙で頻発します。刷る前に、カレンダーで全部の日付の曜日を指で追って確かめてください。

次に多いのが、連絡先の誤りです。番号の1桁違い、旧い申し込み先、変更前の住所。自分の目で読むと合っているように見えるので、実際にかけて、実際に読み取って確かめます。読み取る図形を入れた場合は、印刷したものを端末で読んで、正しい場所に飛ぶかを見ます。画面上のデータで確かめても、印刷して縮むと読み取れないことがあります。

文字が枠からはみ出ている、端で切れているという失敗も起きます。画面では収まって見えても、断裁の位置には幅があるので、端ぎりぎりに置いた文字は切れることがあります。文字と写真は、紙の端から数ミリ内側に収めます。

色も画面と印刷では違います。画面は光っているので明るく見え、印刷すると沈みます。薄い色の文字、写真に重ねた文字、細い線は、印刷すると想像より読みにくくなります。心配なら、自宅のプリンタで一度出してみてください。厳密な色は合いませんが、読めるかどうかは分かります。

最後に、人に読んでもらいます。書いた本人は、書いていない情報の欠落に気づけません。教室と関係のない人に見せて、「これ、いくらか分かる」「どこでやるか分かる」と聞く。答えられなければ、その項目が足りていません。この確認に5分かければ、刷り直しの数万円が防げます。

記録を残すと、翌年の紙が速くなる

チラシは1回で当てるものではありません。記録を残して次の号を作る道具です。残すのは1枚の表で足ります。

列は、配った月、配った場所、枚数、問い合わせの件数、申し込みの数、実際に来た人数、次の期も続いた人数。これを1年並べると、自分の教室の季節と、効く場所が見えます。

申し込みの数と実際に来た人数を分けて取る理由は、落ちている段階を見分けるためです。問い合わせが少ないなら紙と配る場所の問題、申し込みに変わらないなら費用と日程の書き方の問題、申し込んだのに来ないなら前日の連絡の問題、来たのに続かないなら中身か費用の感じ方の問題です。原因が分かれば、次に直すところが1つに決まります。

よく起きるのは、一番多く配った場所からの申し込みがほとんどないという結果です。逆に、地域の行事で手渡した数十枚から複数の申し込みが出ることがあります。この差が、翌年に手間をかける場所を決める材料になります。

紙の元データも、講師の私物の端末だけに置かないでください。翌年に作り直すときに元データが見つからず、一から作っている教室は多くあります。日程とテーマを差し替えれば使える形で残しておけば、翌年の作業は数時間で済みます。共同で運営している教室なら、担当が代わっても開ける場所に置いておく必要があります。

同じことは、地域の集まりを運営する場でも起きています。担当が入れ替わる前提で、記録と連絡の置き場所を1つに決めているかどうかで続き方が変わります。教室の運営も、生徒が入れ替わる前提で組んでおくほど、募集にかける手間が減っていきます。

Q1. 教室のチラシに使える無料のテンプレートはありますか?

印刷会社が配っている雛形では、学校・習い事・スクールのくくりに69種類あります。内訳は塾・予備校16種類、プログラミング教室12種類、ピアノ教室11種類、英会話教室9種類、書道教室8種類などです。この分野に当たらない教室は、紙面の構成が近い雛形を借りるか、白紙から組む形になります。

Q2. 紙のサイズは何がよいですか?

A4が基本です。掲示にも手渡しにも使えて、雛形の数も多く用意されています。配布まで印刷会社に頼む可能性があるなら、A4かA5にしておいてください。投函はA7からA3まで対応していますが、新聞折込はA3、A4、A5、B4、B5に限られるため、小さく作ると出せなくなります。

Q3. 費用は紙に書いたほうがよいですか?

書いてください。「詳しくはお問い合わせください」とだけ書かれた紙は、高いから書けないのだと読まれて候補から外れます。金額が人によって変わる教室でも、下限だけなら書けます。月謝のほかに入会金や教材費が必要なら、その4つを分けて書いておくと、後から揉めません。

Q4. 何枚くらい刷ればよいですか?

配る場所の数から逆算します。掲示を頼む場所と手渡しの枚数と投函の枚数を足した数が必要な部数です。教室の定員は数名から十数名なので、1,000枚を配るより、地域を絞って300枚を丁寧に配るほうが申し込みが多く出ます。日程を刷り込んだ紙はその期が終われば使えません。

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